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テレビ放送やDVD等で見た映画の感想
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鑑賞日:2008年2月1日(ユナイテッド・シネマ豊洲)


就職活動後、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、映画「テラビシアにかける橋」を見てきました。
 
以前、駅で映画告知のポスターを見て、面白そうだなあと思ったからです。
 
映画を見る前は、ファンタジー風の話かと思いました。
しかし、そうではありませんでした。
 
ファンタジー要素も入っていましたが、友情の大切さや日ごろ忘れていたものを思い出させてくれるような作品でした。
 
ただ、日本語吹き替え版の上映がなく、字幕版のみの上映だったので、いろいろ不安はありました(視力があまりよくないので、長い時間字幕を見ていられるかなど)。

洋画は吹き替えを見てから字幕を見ることが多いからです。

去年初めて、ハリー・ポッターの映画を字幕版で見て、字幕で見るのもいいなあと思いましたが、私はどちらかというと字幕よりも吹き替えが好きです。

字幕版は役者さんの生の声が聞けるということがあり、字幕を好む方もいるようです。
ですが、ストーリーを理解するためには吹き替えのほうがわかりやすいと私は思います。

吹き替えなしの字幕版のみの上映に、ストーリーがきちんと理解できるか 見る前はとても不安でした。
しかし、その不安は実際に見てみたら一気に吹き飛びました。
物語の中にどんどん引き込まれて あっという間に終わってしまいました。
表示される字も大きく、見やすかったです。
字幕訳もとても丁寧でした。


主人公のジェスは学校ではいじめられ、家族からもあまり相手にされていません。
 
ジェスが学校でいじめを受ける場面は、私の中学時代と重なりました。
ジェスほどひどくはありませんが、私も中2のときに同じクラスの女子からいじめを受け、しばらく学校へ行けない時期がありました。 当時は本当に辛かったです。
 
そこへやってきた転校生のレスリー。
2人は次第に仲良くなっていきます。
レスリーは両親が作家ということもあってか、すごく想像力が豊かな女の子だなあと思いました。
「心の目を開いて」という彼女の言葉が印象に残っています。
 
ある日、ジェスとレスリーは、森の中に古いロープを見つけます。
そのロープを使って奥へ入り、2人だけの王国「テラビシア」を作ります。
 
レスリーと過ごす中で、最初は笑顔を見せることがなかったジェスが少しずつ笑顔を見せていくところが印象的でした。
本当に心から許しあえる友達になれた2人。
このままずっと友情が続くといいなあと思いました。
 
しかし、クライマックスに思いもよらない悲劇が起こります。
ジェスは学校の先生に誘われ、レスリーに何も言わずに美術館へ出かけます。
 
その間におそらくレスリーは森へ入ったんでしょう。
ところが何らかの原因でロープが切れ、レスリーは下に流れていた川に落ちて命を落としてしまいます。
レスリーの死の場面は描かれておらず、美術館から帰ってきたジェスに彼の両親が伝えるんですが、私もジェスと同じで、最初はレスリーの死を受け入れられませんでした。
 
周りの人の様子で、レスリーの死を少しずつ実感していきました。
 
ジェスとジェスの両親がレスリーの両親をたずねる場面。
この場面でレスリーのお父さんが「(レスリーは)前の学校では友達が1人もいなかったんだ。友達になってくれてありがとう」と、ジェスに言います。
涙が止まりませんでした。
お互い孤独だった2人がやっと友達になれたのに…。
こんなことになってしまうなんて、悲しすぎます。

レスリーの死後、ジェスは1人で森の奥へ入ります。
そこで巨人か何かに襲われる夢を見て、お父さんに助け起こされます。
「レスリーが死んだのは僕のせいだ。僕が美術館に誘わなかったから」と自分を責めるジェスに「おまえのせいじゃない」と優しく言葉をかけるお父さん。
また泣いてしまいました。

最後の場面。
ジェスが再び王国「テラビシア」を作り、妹のメイベルを連れて行ってストーリーが終わります。
この場面はとても幻想的できれいでした。

クライマックスは衝撃的でしたが、心に残る作品でした。
見に行ってよかったです。

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