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テレビ放送やDVD等で見た映画の感想
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<主なキャスト(声の出演)>
ジム・ラベル トム・ハンクス(江原正士)
フレッド・ヘイス ビル・パクストン(星野充昭)
ジャック・スワイガート ケビン・ベーコン(安原義人)
ケン・マッティングリー ゲイリー・シニーズ(有本欽隆)
ジーン・クランツ エド・ハリス(納谷六朗)
マリリン・ラベル キャサリン・クインラン(弘中くみ子)
ほか


ネット通販で購入した、DVD(今年1月に発売されたものです)の感想です。

最初、自宅近所のCDショップで取り寄せられないかと お店の人に聞いてみたところ、「期間限定生産のため、(メーカー側が)出荷停止にしていて、お取り寄せできません」といわれ、入手は絶望的でした…(T_T)。
一度は購入をあきらめたDVDでした。

しかし、後日 ネットサーフィンをしていたところ、通販サイトにて在庫があることがわかり、幸いにも入手することができました。
ネット通販に救われました。 買うことができて 本当にうれしかったです。

このDVDでは、まず、吹き替えの声優さんが一部 変更されていました。

ジムとジャックの声は、テレビ版と同じ、江原さんと安原さんで変更なしでしたが、フレッドの声を星野充昭さん、ケンの声を有本欽隆さん、ジーンの声を納谷六朗さん、マリリンの声を弘中くみ子さんと、声の担当が違っていました。

洋画作品のテレビ放送と市販DVDとでは、基本的に吹き替えの声を担当される声優さんが違うということを、最近になって、あるサイトで知りました。

テレビと同じキャストだろうと思い、何も知らずにDVDを見たので、最初は驚きましたし、違和感がありました(苦笑)。

特にケンの声は、テレビ版の鈴置さんの声が一番インパクトが強かったので、有本さんのケンの声になじむまで、時間がかかりましたね。

DVDよりも先に、テレビ版の「アポロ13」を見ていたせいでしょう。

有本さんの声も、声の雰囲気が低めで 鈴置さんに似た感じだったので、少し救われました。 今では、だいぶ慣れました。

鈴置さんのケンは感情を表に出す場面が多いように思いましたが、有本さんは沈着冷静で 落ち着いた雰囲気のケンという感じでした。

最後の着水の場面で、ジムたちに呼びかける場面の声の雰囲気も、終始落ち着いていました。
それにひきかえ、鈴置さんは本当にすごかったです。
感情むき出しのような雰囲気で「オデッセイ、こちらヒューストン。応答してください!!」と言っていました。
ものすごい緊迫感が伝わってくるのと同時に、ジムたちの無事を祈るケンの気持ちがこのセリフにあらわれているようでした。

セリフや日本語訳も若干 言い回しやニュアンスが違う箇所がいくつかありました。

例を挙げると、DVDで「メイン・バス」及び「メイン・バス・ブレーカー」という箇所は、テレビ版では、「電気系統」というように、訳が変わっていました。

他にも、「支援船」(DVD版)というのを、テレビ版では「機械船」(聞き慣れない言葉だったので、一瞬 え?と思いましたが、DVDを見て、支援船のことを言っているんだとわかりました)、「アップリンク」(DVD版)が「送信」(テレビ版)、「起動」(DVD版)が「始動」(テレビ版)になっていたりと、DVDに比べると、カタカナの言葉が出てくる割合が少ないなあという印象を受けました。
どうしても使わざるを得ない場面では、カタカナのまま訳されていましたが。
これ以外にも変更箇所がありました。

DVD版よりもテレビ版のほうが割とわかりやすく訳されていて、物語に入り込みやすかった部分もありました。

また、wikipediaの「アポロ13」の寸評のページを見てわかったんですが、日本語字幕の訳に誤りがあったそうです。

字幕部分で、電気回路のopen/closeがすべて逆に翻訳されているとのことでした。

wikipediaのページによると「「Main Bus B close.」と言っている箇所があるが、これが「メインバスB閉鎖」と翻訳されている。字幕通りに解釈するとバスBのスイッチを切るように聞こえるが、ここは足りない電源を逆流で確保するシーンで、実際その後のカットではBスイッチを操作したあと、室内灯が次々に点いているので、辻褄が合わない。Open は開放(=スイッチを切る)、Close は接続(=スイッチを入れる)」とのことで、私もこれを読んで、初めて気づきました。

DVDの該当箇所を見直してみましたが、確かに矛盾してますね(苦笑)。

「close」は直訳すると、「閉める」という意味を持ちますが、電気回路の場合は逆の意味になるんですね。
字幕だけでなく、吹き替えのセリフも「メインバスB閉鎖」となっていました(苦笑)。
テレビ版でも「電気系統B閉鎖」となっているので、見る際に注意しなければいけないなあと思いました。


あと、DVDでかなりがっかりしたのが、ラストの着水の場面の日本語訳(ジムのセリフ部分)です。

テレビ版では「また会えてうれしいよ」というセリフですが、DVDでは「無事帰ってきた」となっていて、感動が半減してしまいました(苦笑)。

確かに「無事帰ってきた」でも雰囲気は伝わりますが、テレビ版と同じ訳にしてほしかったです。
なので、ケンのセリフも「待ってたぞ。よく戻った」になっていて、テレビ版と違う…と愕然としました。

ラスト場面は、がっかりしましたが きれいな映像と迫力ある音声で 見ごたえがありました。

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